関西電力病院主催「シニアホーム腹膜透析勉強会」を協業
投稿日:2025.02.21 カテゴリー:ニュース
腹膜透析患者の受け入れ先間口を増やしたい
いつまでも患者が負担なく、継続して治療ができる「シニアホーム」を
株式会社笑美面は、2025年2月20日(木)、関西電力病院主催「第3回堂島PDカンファレンス~高齢社会における地域医療と腹膜透析」勉強会において、訪問看護に強みを持つシニアホーム運営事業者の集客、当日の運営を支援させていただきました。

戸田医師より、腹膜透析を医療機関以外で行う場合の注意事項等を説明

腹膜透析に関する機材利用体験
【協業背景】
高齢社会を背景に、腹膜透析(PD)のニーズは、近年増えています。しかし現在の日本においては、ADL低下による自宅生活が困難になった際の受け入れ先が足りていない現状があります。その理由が、腹膜透析訪問看護の「ややこしそう」「難しそう」「大変そう」といった印象によるものも一つです。
腹膜透析の経験豊富な関西電力病院 腎臓内科 医長/血液浄化センター長 戸田尚宏医師を中心に、関西電力病院では、腹膜透析(PD)の正しい理解と受け入れ先拡大に向けて、定期的に勉強会を実施しています。
一方笑美面では、主サービス「シニアホーム紹介」で培ったシニアホームのネットワークを活かし、運営力・経営力に資する情報提供により「自らの強みを伸ばしてサービスの質を上げ、介護家族に安心を提供しているシニアホームを増やしていく」ための取り組みを行っています。
当社の主サービス「シニアホーム紹介サービス」をきっかけに、今回のお話を関西電力病院よりいただきました。両社が連携しそれぞれの知見、強みを共有することで、高齢者の受け入れ先の拡大によりご家族の負担も軽減。シニアホームの質向上にも大きな効果をもたらすことができると考え、今回の協業に至りました。
<関西電力病院 腎臓内科 医長/血液浄化センター長 戸田 尚宏医師の声>
直接高齢者施設の方々とお話しする機会を得て、患者さんを受けようとする意志があることを確認できたことが一番の収穫です。
今までは、施設は受けいれてくれないだろうと、病院サイドもあきらめてアプローチができていないかったのだと痛感致しました。
今回笑美面様とご一緒に仕事させていただきまして、大変心強かったです。
<シニアホーム運営事業者 参加者の声>
- PDの方、透析の方の受け入れを担当したことがなかったため、
理解が深まり、初めて機械操作含めて手にすることできるなど学ぶことができました。
このような機会を提供くださり、ありがとうございました。 - PDの方を実際受けて入れている運営事業者の方のお話も聞けて、検討する上で参考になりました。実際の機械操作を確認できたことも有意義でした。
今後も笑美面では、社会課題「介護家族の介護負担とシニアホームの情報不足」解決に向けて、医療機関やシニアホーム運営事業者のみなさんに有用な情報の提供に取り組んで参ります。