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社会課題解決のヒントを得る機会、中学生にシニアホームの現場を紹介

投稿日:2025.01.17 カテゴリー:ニュース

2024年 12月12日(木)、住友生命保険相互会社が主催する「仮想職業体験プロジェクト」の協賛企業として、パナソニック高齢者向け住宅エイジフリーハウス大阪上本町様の協力のもと、大阪市立天王寺中学校の生徒のみなさんとともに介護現場「シニアホーム」を訪問しました。 
当プロジェクトは、2024年8月からスタートしている取組みです。同校の2年生が笑美面を含む6社の主要課題について考え、フィールドワークや授業時間で解決案を検討し、2025年3月に発表するというものです。 
前回の記事:課題解決型学習「仮想職業体験プロジェクト」の「(仮想)入社式」に参加しました – 株式会社笑美面 

当社が担当する生徒のみなさんの課題解決テーマ「ホーム介護の利用がポジティブ/当たり前になる」のアイデア仮説検証やヒントには、生徒のみなさんが実際にシニアホームを訪れ、ホームで暮らす入居者様、働くスタッフ様から直接お話を伺い肌で感じることこそが大切ではないかと考え、シニアホーム現場でのフィールドワークを提案しました。 
そして「生徒のみなさんにとって活きた学びの場になれば」と、住友生命様、天王寺中学校様ならびに当社の想いに共感いただけたエイジフリーハウス大阪上本町様ご協力のもと、4社で打ち合わせを重ねながら当日を迎えました。 

当日は、生徒のみなさんから入居者様やスタッフ様に「ホームに入って良かったことは何ですか」「介護の仕事でのやりがいは何ですか」といった率直な質問が交わされました。入居者様からは「お友達ができて話せるので楽しい」、スタッフ様からは「入居者様からありがとうと言われた時などにやりがいを感じる」などのご回答がいただけました。 

またスタッフ様は、ご家族の方が見学される時などに「介護は想いだけではやっていけない、身体の介護は接し方の知識や経験がある自分たちプロに任せて、ご家族はお話することなどに専念してほしい」とお伝えしている、ということも共有していただきました。 
生徒のみなさんは熱心にメモをとっていて、課題解決のヒントが得られていることが伺えました。お話だけでなく、スタッフ様の掛け声で入居者様が普段している手の体操や歌を生徒のみなさんも一緒に体験する場面もあり、ホームのあたたかい雰囲気を知ってもらえる機会にもなりました。 

生徒のみなさんにとっては、入居者様・スタッフ様それぞれから貴重なお話が伺える学びの機会に、スタッフ様にとっては、今のシニアホームや介護の現場を生徒のみなさんに伝えられるきっかけに、入居者様にとっても、若い人たちと交流できる楽しい体験に、と皆様にとって有意義な時間になりました。 

今後、生徒のみなさんはフィールドワークでの経験をもとにアイデアの再考察を行い、最終的にはプレゼンテーション大会で発表していただきます。  
株式会社笑美面は、当プロジェクトが生徒のみなさんにとって、社会課題の解決や将来の仕事について学ぶ機会になるだけでなく、今のシニアホームについて知る、「介護家族の介護負担」という問題について知り、自分やご家族の将来について考えるきっかけにもつながりますよう、引き続き取り組んで参ります。  

住友生命保険相互会社 課題解決型学習「仮想職業体験プロジェクト」詳細  

大阪市立天王寺中学校 

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